今年は円が跳ねるか:年初に129円台まで円高が進行
1月3日のアジア市場で、ドル円レートは一時1ドル129円台を付けた。これは、2022年6月以来、7か月振りの円高水準だ。年末年初は、取引が薄い中で為替は大きく変動しやすいのが通例である。 昨年12月20日に日本銀行が長期国債利回りの上昇を容認する政策修正を行ったことの影響が、為替市場ではなお続いている。その際に、既に年末年始の休暇に入っていた海外勢は、日本銀行の政策修正による円高急進の流れに乗れていない。そこで、彼らが年初に市場に復帰したタイミングで、日本銀行の追加の政策修正を材料にして円買いを仕掛けた、とも考えられる。 2022年3月の1ドル115円程度から10月に151円台まで進んだ円安は、比較的短期間で6割程度巻き戻されたことになる。...